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マックイーン:モードの反逆児のスプートニクのレビュー・感想・評価

4.8
こんなに泣いてしまうとは思わなかった。
彼の孤独と虚無感が増幅するほどに作品が洗練と猟奇を増していく。
人は幸せになると鋭利的な面白さを失くすといっていた友人の言葉が理解できる。彼はその真逆を体現していた。
リーアレキサンダーマックイーンは敬愛されるほどに孤独の殻に閉じ込められながら身を犠牲にしてショーで解放しているようだった。
感銘を受けた。