青蝉

マックイーン:モードの反逆児の青蝉のレビュー・感想・評価

4.5
洋服とは常に、社会の流れによって流行が決定し、利益が生まれる。
「ファッション」という流動的で利益主義的世界であれほどアートを表現させたのはマックイーンが一番だと思う。
現代の訳の分からない物ばかり作ってるブランドが蔓延る社会で、これを映画にしたこと自体にまず価値のある、マックイーンらしい映画といえるかも。
ブランド自体年々マックイーンらしさがなくなっており、実利的になってきている(スニーカーとか怒)。だからこそこの映画はアーカイブに触れる感触も含め好きな作品。
色々電子化されたり、スマホが普及したり、そんな社会にマックイーンが生きていたならどんなコレクションをやってくれただろうという無念。
スコアは完全にブランド愛による贔屓含めた点数。
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