このレビューはネタバレを含みます
2016年に発覚した神鋼鋼線ステンレスのばね用材料データ改ざんと、それに続く神戸製鋼所での各種素材データ改ざんの品質偽装問題を扱った映画。事業への責任感による判断で、誰もが悪意なく隠ぺいする姿がわかりやすく描かれてた。
ほとんどの製造メーカは、素材データを参考にするけど、製品の形でちゃんと評価してから世の中に出してるので不具合が出てないんだよ。ましてや、改ざんデータとコストで転注なんてありえないから安心してね。
2006年には公益通報者保護法が施行されてるのに、それでも企業内政治の力学が強いんやねえ。(就職でなく)就社することの大きなデメリットやな。