このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会。監督ほか出演者10名による舞台挨拶があった。
顔の濃い昭和のおじさんスーツ祭。眼鏡姿も多め。
不自然さもなく上手く伏線を回収しておりテンポ良くスピード感もあり、テレビドラマの劇場版のような見やすい仕上がり。重苦しさや人の不快感を煽るようなことはなく老若男女問わず勧めやすい作品。
出演者の演技も上手いので安心して観られる。背中で魅せる演技は流石。
慌てて立ち止まる際にキラキラ感が残っているミッチーや方向転換の仕方が狂言の動作な萬斎さんなど、会社勤めとは程遠い人ばかりなところも面白い。照之さんはアドリブかしらと思える所もあった。