サー・マイケル・ケイン(90歳)の俳優引退表明のニュースは残念で寂しく思いました😢
執筆業に専念とは、老いてなお花咲かせるのを待っております。
出演作品は120本。未鑑賞作品を幾つかピックアップして名残を惜しみたいと思います。
今作を知らないままにしないで良かった😊最高に楽しめました✨
1960年代のイギリス発信の文化(音楽・映画・ファッション・アート)をマイケル・ケインが製作総指揮とナビゲーターを務めて紹介するドキュメンタリー💫
若かりし頃の超イケメンでスマートなケインも出てきます。ユーモアを混ぜながら沢山の情報を確認することができます。
ケインの父親は魚の運搬、母親は清掃の仕事をしていて貧しかったという少年時代。
「なぜか?友達は観ないのに『逢びき』を1人で観て笑ったんだ。中年カップルの恋愛物語だろ?アクセントで解らなかったよ」
実は10歳で俳優になりたかったケインだが、厳しい階級社会の英国でケインの育った境遇ではアクセントも違っていて難しかった。
しかし、長身が幸いし『ズール戦争』で良い役にありつけてから俳優人生が始まった。その時の芸名の付け方の説明に笑わせられた。
当時の英国のあらゆるカルチャーがロンドンの若者から発信されていた。
音楽は、ザ・フー、ザ・ビートルズ、アニマルズ、ザ・ローリング・ストーンズ🎵
当時の映像は貴重、必見版🌟
ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ミック・ジャガー、ピート・タウンゼント、ロジャー・ダルトリー、デヴィッド・ボウイetc
ファッションはミニスカート(メアリー・クアント)ボブヘアー(ヴィダル・サスーン)と2人は連携して仕事をしていた。
ファッションモデル、ツィギー、マリアンヌ・フェイスフルのなんとまぁ可愛らしい容姿💕
そこには人気カメラマン、ディビッド・ベイリーらがいた。
全てがポップ🩷❤️🧡でキッチュ💛💚でサイケデリック🩵💙💜
日本にも流行はすぐさま入って来た。まだ子供だったけどなんとなく覚えてる。
母親だって膝上丈のワンピース着てたし👗
今観ても古臭く感じない。ファッションは巡り巡って新鮮に映る。躍動的で美しくてエネルギッシュ。
しかし、若者のエネルギーはドラッグにも走ってしまう。命を落としてしまう者も...
ラストはケインの語りで締める。
「徒花だったかも知れないが、僕たちはぶっ飛ばした。時代を切り拓くのは若い世代。君たちはどうするの?」
若い方たち、60年前の時代を覗いてみませんか?