メガロドンとタイマン張るハゲ(ステイサム)と、巨大化した野性動物(複数)と戦って(相棒のゴリラとのタッグではあったが)勝利したハゲ(ロック様)が2人揃ったら、もはや向かうところ敵なし。
モブ相手なら、まったく負ける気配のない2人のアクションは安心感がありすぎて、見ているとなぜだか心地好さすら覚えます。
対するハゲは、パシフィック・リムで巨大ロボットを操縦したり、2020年公開のミュージカル映画で猫になったりしてる、イドリス・エルバ。
もはやワイスピというかロック様&ステイサム映画だね。次回作があったら楽しみ。
ストーリーはわりと普通。だけどアクションシーン満載。かっこよさですべてを補ってます。
これぞまさに脳筋映画。
序盤の申し訳程度のカーアクションは、ワイスピファンの人からすると短くて物足りないかもしれないけれど、これはステイサム映画なので、あれで十分。
物語も終盤に差し掛かる頃、思い出したように「ニトロだ！」とか言い出して車を連結し始めるシーンやら、ヘリの力を生身で抑え込むロック様の超人さやら、とにかく展開がバカすぎる。
だがそれがいい！！！
なんか見たことあるなと思ってたら、途中で誰だったか思い出しました。コメディ要員かなと思ってたけど、最後まで見る限りただのコメディ要員ではなさそう。なかなかにクレイジーなやつ。
ただでさえ人間を卒業してるハゲが何人もいるっていうのに、そこにさらに、興味本意でレンガを人の体に刺すような奴が加わったら、いったいワイスピはどうなってしまうんだ…。
期待しかない。
ひとつだけ文句。ショウの一家の絆みたいなのも描くならオーウェンも出してあげてよ…。
