りら

初恋のりらのレビュー・感想・評価

初恋(2006年製作の映画)
4.2
中原みすずの同名小説を映画化したもの。
1968年に発生した三億円強奪事件の実行犯の白バイ男は
実は女子高校生だったと設定し、
学生運動が活発だった1960年代の若者の登場する青春映画。

実行犯の18歳の女子高校生役が宮崎あおいちゃんで
切ない初恋の心情が切々と伝わって来て事実の話だったような
気さえしてきます。だから時効が来て今でも犯人が不明なんだって。

学生運動のことはよく知らないけど、
この映画で観た限りは、激しくて惨たらしかったんだなって
思えました。相手かまわず暴力でもって死に至らしめてた感じも受けました。
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