おバカ犬

Diner ダイナーのおバカ犬のネタバレレビュー・内容・結末

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

"お前は本当にレビューしづらい映画だ…!"

藤原竜也目当てで借りたのを忘れてて、返却期限間近での鑑賞。正直眠いのもあって、序盤のあまりのつまらなさに観ないで返そうかと思ったが、割と尻上がりに面白くなる映画だった。


😅序盤がきつい
序盤というか、なんなら最初の45分くらいキツかった。玉城ティナ演じる「大馬鹿な子」が「遠き山に日が落ちて」を口ずさみながら私は不幸だ…って自分語りをし出す10分間で寝落ちしかけた。

また、その後の状況説明と、出てくる殺し屋たちとのやりとりもイマイチ。特に、俺の名前は〇〇!!(英語でバンバンバン!)みたいに出てくるくっせぇ演出は、観ていてなんだか恥ずかしかった。


😄中盤以降はアリ
窪田正孝が暴走してしまうあたりから結構よかった。『希望を失ってしまった人間の末路』。確かに深い。何かをやり遂げた時の達成感と、その後にくるしばらくの虚無感。彼のスフレへの想いは尋常ではなかったようだ。

また、新たな殺し屋頭領を決める会議と戦いの緊張感も良かった。真矢ミキと土屋アンナが、すごくイキイキしていた。まぁアクションは、普段洋画ばっかみて目が肥えていると、こんなもんか感は否めないかも。


🕺有名俳優の無駄遣い
小栗旬や斎藤工のような主役級の俳優たちをあっさり使い切る潔さは良かった。あ、この人有名だから後々話に絡んでくるんだな…って透けてみえるような作品が多い中、新鮮であった。


⭐︎総評⭐︎
『カイジ』鑑賞後の藤原竜也目当ての作品であったが、多くのキャストの熱演を楽しめた。


あらすじ
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大場かなこは生きる希望をなくしていた。そんな矢先、偶然出会ったパレードの集団がくれた写真の国に行きたくなり、お金が必要に。日給30万のヤバそうな仕事に応募した結果…失敗して売られてしまう。

そこはダイナー。殺し屋専門のレストランで、オーナーはボンベロ。来店する個性的な殺し屋をうまくあしらいながら、かなこは料理を彼に習っていく。

今日は東西南北殺し屋のドンを決める会議の日。集まった3人のドン候補の戦いがダイナーで始まる…!
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