金と知恵

青の帰り道の金と知恵のレビュー・感想・評価

青の帰り道(2018年製作の映画)
3.5
藤井道人監督作品!ここ何日がでひたすら観てます!
安定の横浜流星。そして1人がいなくなる展開。若者たちの希望からの実際問題の壁にぶち当たって砕け散る現実。

色々なところで藤井道人監督の味が出ていて、この人の作品を見ている!という気にさせてくれます。

高校生のあの頃は不安もあるけども具体的な壁がなくて、何でもできる!と思ったり、何やかんやで何とかなる!と思ったりしてたなーと思います。

ましてや大学生になるともっとそんな気分になっていました。

働き出して1年目は本当にしんどかったなぁ。
今の自分はこの道でよかったのか?これから先やっていけるか?と常に自問自答していた時期も。

それも年を重ねるごとに自信もついて、やりがいや達成感を身につけて今を生きています。

この作品では、そんな若者たちが大人に成長していく過程のそれぞれの悩みや葛藤、苦悩がリアルに綴られています。

それでも帰ってこれる地元。地元の仲間たち。青春時代を共に過ごした仲間と毎日通った帰り道が彼らの背中をおす。

自分と重ねて見ることが出ると懐かしいなーとあの頃を思い出してボーッとしてしまいます。

そんな気持ちにさしてくれる作品でした。
金と知恵

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