こんなにも"静"なサバイバルアクションがあるんだ。
ストーリー
豪華ヨットでの週末クルーズが、仲間たちの生き残りをかけた過酷な闘いに変わる。
監督 セルジオ・グラシアーノ
この手のタイプの映画で最も期待外れ。
海に落ちるまでの前振りが長く、そこからはド派手な展開もなく、ただただ海中での会話劇。
これはサバイバル映画なのか?
簡易版ロマンポランスキーの「水の中のナイフ」寄りだが。
ポルトガル制作の映画なのだが、今作を作った製作陣は自分たちの事を賢いとでも思っているのだろうか?
そうでなければ人間性の欠落と理性の欠如するようなサバイバル映画を、全て理性で静止するような事はしないはずだ。
たまたま海中での会話劇であったが、どのシチュエーションでも成立する内容なため出来が良いのか悪いのか判断が難しい。
1つわかっている事は期待するほどのものではないし、面白くはない。