マサミチ

魂のゆくえのマサミチのレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
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監督脚本がポール・シュレイダー、【タクシードライバー】に代表されるように一種の破滅型の主人公を描くのが特徴。

1人の地味な聖職者が自分に悩みを打ち明けてきた環境活動家の自殺をきっかけに信仰心に迷いが生じる。

ラストで彼が取ろうとする行動はまるでイスラム過激派のようで、仮に信じる宗教が違っても純粋さを突き詰めれば行き着くところまで人は行き着いてしまうとゆう事か。

キリスト教の国アメリカでこのように忖度しないプロットは好感が持てたが、終わり方で妥協したかな?
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