『RRR』のラーム・チャラン主演作品。
田舎の小さいコミュニティ、ランガスタラム村を舞台に、難聴の青年の家族と恋、村の首長選挙の行方を描く物語。
ポスターの印象とは全く違うストーリー展開にビックリ。
冒頭で何かとんでもない事件が起きそうだぞ… という予感を漂わせつつ、前半のノリはほぼラブコメディ。
ラーム・チャラン演じるチッティの兄が村長選挙に出馬してからは家族の様子を描くヒューマンドラマ、そして終盤はサスペンス展開にハラハラしてどんでん返しに驚愕。
チッティの難聴設定も、最初は障がいをサラリと流して誤魔化しつつ逞しく生きるチッティに笑っていたのに、徐々に笑えない展開に…。
最終的に「そういう映画だったの？」とビックリしつつ、見応えはバッチリ。
インド映画やっぱりすごいな…！ と思わせてくれる快作だった。
