日岡の敵は上林か、はたまた県警か……
悪いことをする奴は″どんな形であれ″裁きを受けるのだ。
まさに因果応報。
1では『ガミさんと日岡の物語〜ほんのりとヤクザを添えて〜』くらいの感じだったけど、2は登場人物皆、人間くささがあってこれはこれで良いなあ。
そして今回の演出も本当によく練られていた。
最後の対上林のシーンは、お互い黒と白のスーツで対比が洒落ている。
上林が運転していた車のナンバーが″5910(極道)″だった演出はおもろダサかった。
(ハラハラするシーンなのによく気づいたな笑)
上林役の鈴木亮平さん、出演作によって目を見張る程の七変化を繰り出すのはもはや知られたことだけど、それにしたってすごすぎる。
どこぞでスマートにGet wildしてるかと思ったら、本作のパンチパーマに全身墨だらけのビジュアルはまさに般若そのもの。
1作目があってこその2作目。
いや、もしかしたらこの2作目のためにわざわざ1作目を作ったのかも知れないと思える程の見応え。
リバイバル上映、頼めんじゃろうか。