「"Mom would be too."」
親子愛の話だった、もちろん色んな意味でね...。そして、とんでもない映画だった...!こんなの観たことない!!最後までデスクトップ上で展開される。斬新どころか、映画もここまで進化したのかと、とても可能性を感じました。ただでさえアイデアが凄いのに、ストーリーも凝ってるから面白くない訳が無い。
「誰かを疑ってもいい。でも動くのは警察よ。不確かな手がかりで勝手に行動しないで」
読めない展開、伏線回収と見応えしかなかった。多くの謎を提示され、限られた情報の中から紐解いていく。何より脚本が秀逸だった。ネットが欠かせない現代だからこそ生まれた映画。この、いざ思いついてもカタチにするのが激ムズであろうアイデアをここまでクオリティの高い完成度で成功させてしまうとは...!制作陣の技量にただただ脱帽。
「同じクラスにいて娘にいつもと違う発言や様子は?」
パスワードが分からなかったり、送ろうと思ったメッセージを間を空けてから消したり。行方不明になった途端親友ヅラして注目されようとする女、ああいうムカつく奴実際いるよな〜。。テレビ電話や隠しカメラやライブ映像、ニュースなどを用いてて、出オチの発想だけじゃなくしっかり映画として繋げられるように工夫してて感心しかしませんでした。タイピングやカーソルの動きの速さなどで感情表現をしたり、デスクトップのフォルダ量で真剣さや中々核心に迫れないやるせなさを表現したり、全部を見せない、所謂見せすぎない手法で集中させ引き込む作りが本当に巧すぎる。
電子機器に疎い人でも、テーマと話は分かりやすいし探偵モノのようで観ていて面白いので観る価値は大いにある!!
p.s. ポケモンってやっぱりイイよね!!