サーチ２のほうが面白いらしいので、先に１を視聴した。
正直ＰＣ上でストーリが展開されると聞いて、「いやー、派手なスクリーンこそ映画の醍醐味でしょうよ」と思い、見るのを後回しにしてた作品。
なんだ、これは家で動画配信で見るのにピッタリではないか、ただの食わず嫌いでしたね。
ずっと同じＰＣ画面、同じ室内ってわけでもなかった。
想像以上に感情移入してハラハラドキドキ。まるで自分が隣で一緒にPCやスマホ画面を見ているような没入感が味わえる。
かと思えば既視感ゼロの斜めの角度から来る秀逸なアイデア演出も散りばめられてます。
途中パパと同じタイミングで「えっ」と何回か声が出てしまいました。
さっくり100分、全然長く感じない。
なんなら途中トイレ行ったり、歯みがきしたり、ご飯食べてもOKでしょう。
自分が作品の中にいて、一緒にＰＣ画面見てると思えば自然じゃないでしょうかね。
斬新な演出、サスペンススリラーとしても良作の部類。
個人的なオススメポイント、
とにかく家族との関わり方の啓示を受けた気がするのです。
これは家族で見とかないといけない、いろいろ改めなければ、と学びも多かった。なので４点＋。
このお父さんは、娘が忘れたＰＣでアプリ駆使してマルチタスクで真相に迫って行くんだけど、
でも待て待て、現実はロックされたスマホしかない場合が多いやろーが、こらあかんよ、と。
そもそもスマホ忘れていくことなんてあるかい？
そう思った私は、今のうちに子どものスマホに位置検索アプリとか、Web閲覧、通話履歴とか遠隔で見れるやつ入れとこう、ってなりました。
あとは、離れて暮らす親とたまにでもビデオ通話でおしゃべりするのいいかもなー（料理とか家事しながら）とか、視聴中に雑念入りまくった。
映画では父親があっちこっちで認証コード送りあい、あれして、これして、SNSのパスワードをリセットしたりするので、これは再現したくなった。Googleアカウント大事だ。
私は「もし子どもと離れて暮らすことになったら、連絡はLINEだけじゃなくて、ちょくちょくビデオ通話にせんといかんな」とか
「今友だちといるよー、って言う時は、ちょっと挨拶させてって映ってもらう、きちんと顔の見える間柄を作らんとな、そのためには普段からの信頼関係を構築しとかねば」ってマジで思った。
関係ないけど、無料LINEばっかり使ってるの日本人だけらしいですよ。セキュリティやら危ないという話は有名だ。
これからは大地震とか災害が起きても連絡がつく電話番号をアドレス帳に入れておくことも大事だわー、と警鐘鳴らされまくった。
どうやらサーチ２は、デジタルネイティブな娘目線の新ストーリーみたい。U-NEXTは有料レンタルだけど、アマプラ無料配信してます。
