脇役がすごく豪華
原作を知ってるので記者のシーンのほの暗さの是非をずっと考えていました。私はあっても良かったけど池松さんの演技が熱すぎて少々映画全体の濃淡の濃さが増してしまった気がした。主役陣が新人だからそのキラキラさをもっと押し出しても良かったのに記者さんシーンが熱すぎてそっちのダークな熱量に引っ張られすぎて心の振り幅が多すぎて見ていて疲れたと言うべきかな。
少女漫画原作の良くある若手登竜門的なアレ系映画でしょって思って見はじめると良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られました。若手応援娯楽作品なのか哲学的心情作品なのか、どういう心で向き合えば良いのか私には分からない映画でした。