ザ・ゴールドフィンチのAshtoashのネタバレレビュー・内容・結末

メトロポリタン美術館の爆破テロで母親を失ったテオ。
そんな彼の数奇な運命を描く。

回想シーンと現在を交互に見せる演出でしたが、彼のアイデンティティは、一貫して『ゴールドフィンチ』に置かれている。
新聞紙に包まれた絵画を抱きしめる度に、失いそうになる人間性を取り戻すのだが。

欲を言えば、母親との関係性をもう少し見せてくれれば、もっと感情移入出来たと思う。
ラストシーンが良かっただけに残念。

なので、原作を読みます。