2007年の北京。
北京オリンピックを目前に控え「10年後はニューヨークに並ぶ街になる」と囁かれた街。
様々な希望が集い、おそらくこの当時、世界で一番賑やかだった都市。
しかし、あの当時の北京の夢の活気を、すべての人が掴んだわけではない。
あの時から、夢が掴めず、世界がモノクロームになってしまった人は数え切れない。
恋に破れた人、仕事を変えた人、夢を諦めた人…
だけど私たちは、そんな絶望感をもアップデートするチカラがある。
「ごめんね」と素直に言えたとき、「愛してる」という言葉に躊躇わないとき、大切な人に気づいたとき、
私たちはあの時から続くモノクロームの世界に彩りを与えることができる。
今からでも遅くはない。
世界は、こんなにも、素晴らしい!
と、素直になれる映画。