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僕らの先にある道のkuwagata83のレビュー・感想・評価

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
4.3
2007年の北京。
北京オリンピックを目前に控え「10年後はニューヨークに並ぶ街になる」と囁かれた街。
様々な希望が集い、おそらくこの当時、世界で一番賑やかだった都市。

しかし、あの当時の北京の夢の活気を、すべての人が掴んだわけではない。

あの時から、夢が掴めず、世界がモノクロームになってしまった人は数え切れない。

恋に破れた人、仕事を変えた人、夢を諦めた人…

だけど私たちは、そんな絶望感をもアップデートするチカラがある。

「ごめんね」と素直に言えたとき、「愛してる」という言葉に躊躇わないとき、大切な人に気づいたとき、
私たちはあの時から続くモノクロームの世界に彩りを与えることができる。

今からでも遅くはない。

世界は、こんなにも、素晴らしい!

と、素直になれる映画。
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