みん

僕らの先にある道のみんのネタバレレビュー・内容・結末

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ふたりの関係は不器用やけど理想。「君のために天に昇って月を取る」この素敵な言葉通り、必死でお互いを愛してた。お金がなくても一緒に夢を追って、支え合って、ふたりでいればなんでも楽しいと思える瞬間があって。色鮮やかで、綺麗な光の入る映像。その中のふたりは眩しすぎて見惚れてた。希望に満ちて、私たち最高の関係だと言い合ったあの夜。頼もしい誓いに舞い上がって、世界に叫んだ帰りのタクシー。いい思い出の方がたくさんあるはずやのに、振り返ると泣いてしまう。
大人になるまでの過渡期を一緒に過ごした相手がそばにいない苦しさを、お父さんの「別れても家族」という言葉が救ってくれた。最後の幸せになろうは、優しい嘘と解って許した。もう2度と戻れへんくても、忘れられない恋。年末が来るたび気持ちが戻るかもしれないけど、最後の約束なんやから2人とも幸せになってください。
「ごめんの一言は大切な人を失う前に
愛してるの一言は、まだ間にあううちに」
エンドロールの演出まで全てに泣いた。
私もちゃんと伝えていきたい。
みん

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