このレビューはネタバレを含みます
・久美子が明日香先輩の振る舞いを意識してるっぽいの、憧れとか尊敬とか、これまでのことがちゃんと本人の中で地続きで繋がってるのが分かってグッときた。
・最後の奏のセリフが中学の時の麗奈と同じだったのが聞いてて嬉しくなっちゃった。
①本番前の久美子が中学時代の麗奈との会話から始まったって話をしているところ。奏が偶然同じことを言うことでこれからもっと集団として強くて固いものになっていく再スタートを感じて清々しい気持ちになった。あと、みんな全力で素敵。見ていて気持ち良かった、青春いいなあ。
②中学最後のコンクールで泣けなかったんだよねって言ってた久美子が今回も泣いてなかったけど、泣けなかったんじゃなくて泣かなかったのかなとか。もう来年のこと見てたら頼もしいなとか。
・ラストまで見て、もう一度雨のシーンを見返したら久美子が「頑張ったら何かあるって信じてる」って言ってて泣いた。ご都合主義にならない、部活で大きい目標に本気で打ち込むことの難しさとか、現実の残酷さとかもリアルで苦しくなった。
オススメされてアニメから映画まで全て見たけど、こんなに面白いと思わなかった。関係性で悩んだり、それぞれに価値観、美学とか哲学があったり。登場人物が単なる記号じゃなくてちゃんと質量を持ってるのが良かった。ハマるね。
で、週末にオススメしてくれた子とユーフォニアムの新作の映画を見に行く！楽しみだ〜！！！
