ロボットマン

メン・イン・ブラック:インターナショナルのロボットマンのレビュー・感想・評価

3.5
幼少期に宇宙人との出会いを経験した女性M(名前忘れた)が頭脳と執念で自力によりMIBを探し出す。
無事MIBの見習いになったエージェントMはハイTをトップに置くロンドン支部でMIBの英雄Hと共に実地訓練を行う。
前三部作と同じ世界でおそらくあの二人が引退して時間も経っているようで、MIBのテクノロジーも大きく進化している。
映像クオリティも勿論上がっていて宇宙人も沢山出てくるのだけど、何故だか前三部作ほどワクワクしない。
主役の二人も悪くはないけど堅物親父とチャラけた黒人というアンバランスな名コンビほど魅力はなく、あの二人が横にいたらモブキャラになるレベル。
幼少期の宇宙人との出会いは誰が観ても分かる通り後々の伏線なんだけど、それもいまいち中途半端。もっと物語の核心を握るか逆に思いっきりスカしてほしかった。
追ってくる二人の宇宙人も、最後の戦いも全体的に「あれ、これで終わり?」と感じる。
せめてラストシーンはいつものように宇宙の広さを感じる終わり方をみせてほしかった。