2020年の目標のひとつは今更ながらシェイクスピア入門！（ミュージカルの勉強に必須なので）
ということで片っ端から本を買ったのに、戯曲に慣れてないのもあってなかなか進まない。なので気分転換に映画からもアプローチ。つまり逃げ…
なので原作も途中だしケネス・ブラナー版も観てないけど、とても現代的な演出が多く事前知識のない私でもわかりやすかったし、ややこしい言い回しもないので台詞も頭に入りやすい。
そして現代を代表する美形シャラメ君がハル王子役なので、わかめちゃんな髪型でもどこから腕入れるのかわかんないような服着てても、2019パリコレみがある。どうしたって1400年代顔じゃない。
そんなハル王子の相方にジョエル・エドガートン。
彼は脚本も兼ねてるんだけど、原作と全く違うフォルスタッフを演じていて魅力的。彼がいたから気の抜きどころがあり血の通ったストーリーになっていると思う。
あとリリーちゃんは美味しい役も、シャラメくんの心も持っていって、羨ましい限り…！
本作のハイライトは7千のイングランド軍と2万のフランス軍が対決したアジャンクールの戦い。
戦闘シーンはものすごい迫力で、泥まみれの消耗戦は壮絶。
ハル王子の一言には高揚と共に、戦争に巣食う魔物の気配を感じてゾワっとした。（この辺りも原作とは全く違うらしい。まだ辿りついてないけど。）
映像で観るともっと細かいことも知りたくなるし、また原作に戻れそうです☺︎
