こけピー

ビューティフル・ボーイのこけピーのネタバレレビュー・内容・結末

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウーーーン(-_-;)
優秀な大学生だったニックが、次第にドラッグにはまっていく姿と、何とか救い出そうと苦しむ家族の闘いの記録。実話💧

映画は時系列を入れ換えたりしているから、そちらにいくらか気を向けることで、だいぶ楽に観れた。経過をそのまま描いたら、かなり辛いと思う😓

父 デヴィッド、継母 カレン、母 ヴィッキーが懸命に立ち直らせようとするけど、これが難しく、何度でも後戻り。失敗は更正の過程といっても、家族としてはな...😞
ラスト近く、助けを求めるニックを、断腸の思いで突き放すデヴィッド。2人を見るのは辛い😢

シェフ一家の暮らし...陽光、草花、海、サーフィンや自転車🏄‍♂️
ニックが身を置く注射器、嘔吐、リハビリ施設、公衆トイレ💉といったシーンが入れ替わる。その度に"なぜそっちへ行くかな?"という疑問や苛立ちへ通じるけど、依存症は脳の病気だから素人や親の愛情では対処が難しい。

ニルヴァーナやメルヴィンズ、ボウイのポスター。パンクや詩に興味を持つのは分かるし、同時に煙草やアルコールも経験する。それよりずっと深入りしてしまうかどうかは誰にも分からない。
振り返ったら"あの時こうすれば..."と後悔しかないだろうし、その感情が依存から抜け出せない。

「君の問題は?」
「ドラッグ、アルコール」
「それは問題から逃げる方法だろう」...仰るとおりか😣
一日一日を何とか積み重ねてほしい。

【余談】
こういった映画を観ると、どうしたって自分の子育てとか、家族のかかわりを思い返してしまう。
デヴィッドやヴィッキーは、「失敗した。自分たちは」とか言うけど、"失敗って何よ?" と思う。
個人的には、愛情を持ってるのに、失敗とか考えなくていいと思うけど。大人の自己満足なんかなぁ?🤔
成功とか失敗とか、愛情の大小とか、他から言われたら親も子も気分悪いし(-_-#)
こけピー

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