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ビューティフル・ボーイのRのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
4.2
映画としてとても見応えのある2時間だった。

あ、立ち直ってきた!
あぁ、やっぱりダメだった、、
今度こそ大丈夫かもしれない!
うそ、、やっちゃうんだ、、

そんなことの繰り返しのこの映画。
まさに薬物依存者の周りの人たちの気持ちが少しだけわかる。
あんなに美しくて才能に溢れ未来が楽しみな若者が
一生、薬物と闘う人間になってしまった。
残念でならない。
悔しい。

自分にはなにもできない。
こんなにも助けたいのに、
時間もお金も労力も使っているのに何度も裏切られる。
どんなに愛していても、
もう目の前にいるのは薬物を欲するだけの、ひと。
こんなの自分の息子じゃない。
でも息子なんだよ。

手を差し伸べるなんて甘い言葉じゃないんだ。
せめて、薬物を手に入れるために強盗や殺人をしない、人様に迷惑をかけないように
縛り付けるしかできないんだ。

それにしてもリハブ、とても無責任なとこもあるんだな〜。
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