是枝裕和監督の作品って、絶対悪い人出てこないよなー。
そこが好きだわ。
やなやつだなってのはあるかもしれないけど、
なんで悪いとならないのかっていったら
みんな心がある、人間味の感じられる、人間達だからだな。
そしてそんな繊細な人間の機微を、
是枝裕和監督は知っていて、それをもれなく映す技術があるんだよなぁ
だから好きなんだよなぁ。
是枝監督の作品の殆どが家族を大きなテーマにもってるのかなって思うけど
もう少し視野を狭めれば、ひとりひとりの居場所、について描いてるように思えてならないかな。
以前はカトリーヌドヌーブ、そして今回は
舞台を韓国と、韓国人の俳優を起用していることもふくめ
彼は世界をみているんだなー。
世界をみてるのに、邦画なんだよなー。
ありがたいよなー。