衝撃的なオープニングから日常。
そして怒涛の展開へ。
あまり詳しくストーリーは説明できないですが、かなりよく練られた脚本でした。
特に前半の微笑ましい家族や親友との日常から、後半に入って一気にギアチェンジする流れは良かったなと。
仕掛けも抜群でした。
本作品は脚本のギアチェンジと仕掛けに、パーフェクトに答えた新人キム・ダミが素晴らしかったです。
親友役のコ・ミンシのコメディエンヌっぷりも伏線を張っている反面、冗長な前半をテンポよくしていました。
チェ・ウシクの悪役やその相棒のダウンもかなりいい味を出していたなと。
アクションは予算の関係かVFXが少しダサかったりする所もありましたが、カメラワーク含めたアイデアは良かったです。
続編がかなり気になる終わり方ですが、そこは賛否分かれるかな…ちょっと蛇足だった感も。
不自然な流れや厨二チックな部分もありますが、一見の価値のある作品だと思います。