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愛がなんだのmiinaのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.4
もう少し若い高校の時だったら、若さゆえの無鉄砲さで、何も疑わず真っ直ぐ好きでいられてたらきっともっと主人公に共感できたんだと思う。こう言う恋愛はやり終えてしまったから、主人公の言動は過去の自分を観させられているような感覚だった。
逆に成田凌の振り回す様子には共感しかなくて、でも高校の時の私だったら上手く共感できなかったと思う。どのキャラもそれぞれ愛に不器用だから、いつ観てもきっと誰かしらに共感できるような誰もが持ってる愛の残骸を繕ったような作品だった。
元恋人と観た時にお互いに一つのシーンでも共感できる部分が違って、「ああ別れる他無かったんだな」「私たち合わなかったのか」って痛感した。
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