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愛がなんだのmayuのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.5

テルコと同性の私でも、テルコの奇行はあんまり理解し難かった…はずなのに、なんだか共感出来てしまうシーンも多くて、涙が出た。
まもちゃんにどれだけ都合よく扱われても、まもちゃんを責めることはしない。付き合ってとせがむ事もない。
一瞬、病むけど…なんだかんだ普通に生活してるテルコを見て、少し自分と重なる部分があった気がする。

「好きとどうでもいいしかない」て極論だけど、テルコにめちゃくちゃ共感。私も〜🙋‍♀️

ラストの「私は未だに田中守ではない」という台詞の意味がよく分からなかった。
好きだけど一緒にいれない、という意味ではなくて、もしかして"離れない"という決意なのかも?
そう予想すると、私の価値観では、それはもう愛ではないなぁ。

ナカハラの登場シーン、短い台詞の中にも切なさが詰め込まれてて涙がでる。
テルコとは違って、好きな人のために離れる決断が出来る人。自分の辛いと悲しいにきちんと向き合うことが出来る人。
こういう人は強くて素敵な人になるなぁと思ったし、自分もそうなりたいと思った。

まもちゃんのクズっぷりもなかなかでした。やっぱりこういう役は成田凌くん合ってるな〜と思った(失礼かな?😭)

すごくリアリティがある恋愛映画だったな。好きです。
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