このレビューはネタバレを含みます
恋愛話かと思ったら、ストーカー系の話で面白かった。原作が良さそう。
テルコは踏み外していく人だけどの岸井ゆきのの愛くるしさや、まもちゃんや友達などの曖昧な環境が、序盤はギリギリ視聴者の共感を得る感じで作られている。
一般ラインを示す対比で描かれる友達側のテルコみたいな都合の良い男の子が、
初期から出てるキーワード「まもちゃんになりたい」や「妹でも親戚でもいい」に対して「え?」っていう反応したり、終盤では心折れて離脱するので、テルコと一般とのライン引きがわかりやすく描かれている。
テルコに寄り添って映画が進むので、最後のシーンだけゾッとする感じになってしまってるけど、テルコの思考と行動力は、ラストシーンの飼育員、はたまたその先に向かって確実に走り続ける。
恋の中に「この人になりたい」が含まれるのって女性特有なのかもしれん。
岸井ゆきのかわいい〜