隣のおじさまが「今の人はこうなのかなぁ…」って呟いてらしておもしろかった。
五人の愛って全然違うんだけど、全部同じなんだよね。
途中まではかなりイライラする展開なんだけど、すみれと仲原が出てきてからはすごく面白くなっていく。
「その人がいいならいいんじゃない?」って確かにそうだけど、そういってる人は正直信用できないよね。かといって人の恋愛に「おかしい」っていうすみれさんや葉子もどうかと思うし。
綿密に伏線が張られていたのが上手いなと思った。例えば仲原と葉子の母親とテルコでの年越しのとき言ってた洋服のエピソード、テルコの「他人に先に言われると怒る」っていうのと重なる。
役者陣はみんな自然でよかった。特に江口のりこ、流石の存在感。
一つどうかと思ったのはラップみたいなすみれへの罵詈雑言と心の声を小学生の自分が代弁するやつ。特に心の声は要らなかったんじゃないかな。笑っちゃう。