サキ

愛がなんだのサキのネタバレレビュー・内容・結末

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後、友だちとどう思った?と語り合いたくなる恋愛映画。

テルちゃんの言動から行動ほんっっっとにバカだなあって自分も同じことしてたからこそ思えたんだろうな。
冷静にその頃の自分を反省しながら映画観た 笑

「私は田中守になりたい」「死んだらまもちゃんに会えない」「俺すみれさんが好きなんだ、この関係は変だからもう会うのやめよう」とハッキリ言い放たれてもあなたのことなんて好きじゃないと嘘をついてまでまもちゃんと一緒にいようとするテルコ。もうこれは不気味ちゃん、、
テルコに田中守を諦めるという選択肢が訪れる日は来るのかな。
その決定打は何になるんだろう「どっちかが死ぬまで」かなあ、、
テルコは嬉し泣きを1回しただけで、辛くても悲しくても悔しくても全く泣かないから感覚が麻痺してるエグさがリアルに感じた。本当に心がしんどい時って涙出ないんだよね。身体が先に壊れるの。

会えると言われた今この瞬間を逃すともう二度と会えないかもしれないって思ってしまうから嘘ついてまで全力で会いに行く気持ちとかすごく分かった。
これって相手の好き度が自分の好き度を越えていないからしてしまう行動だよね。

この映画を観てテルコに自分を重ねて辛くなってる女の子たちが幸せになったらいいなあ。私も含めて!笑

※映画で1つだけ納得いかないことがある。
葉子ちゃんがまもちゃんの連絡先をどうやって知ったのか。
この話の中で葉子ちゃんに連絡先教えられるのは仲原君だけだよね?でも葉子ちゃんは仲原かけても電話出ないんだよねと言っていたのに結局仲原君は葉子ちゃんと連絡取ってたのかな?
誰が教えたんだ、、っていう点。
原作だとテルコとまもちゃんの出会いが葉子の友だちのホームパーティだったからパーティの主催者に聞けば簡単に分かるしな〜って何も思わなかったけど、映画だと葉子と関係ない結婚式の二次会が出会いだったからあれ?って思った。そこは想像してってことなんだろうけど、仲原君が教えたんだったら嫌だなあ、、

映画も原作も好き。
原作と映画の違いも楽しいと思える。
サキ

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