さいしゃん

愛がなんだのさいしゃんのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.9
結論は愛がなんだで愛とはなんだで、いろいろと考えさせられた。夜空はいつでも最高密度の青色だ、寝ても覚めても、勝手にふるえてろなどを彷彿させる。主人公には共感できないという点は特にそうだけど、それぞれニンゲンの数だけ愛の形があるわけで。それに正解なんてなくて。

コーヒーカップの底のしみと醤油のしみ、登場人物の一方通行な想い、全員が客観的に自分を他人を見られていない、すみれさんとの出会い、目線、食べ物、淡いカメラワークと映像…
意外と好きなところがたくさんある。

幸せになりたいと思うけど、何が幸せか分からない。これでいいのかな?

キャストどはまり、江口のりこさんは最高!ポスターは映画のシーンでは使われていないのも面白い。