あにお

ランボー ラスト・ブラッドのあにおのレビュー・感想・評価

3.8
マリアがどことなくレクター博士に似てて、その彼女の終盤での行動が、最後のゴア展開を予見させる…嘘です全然そんなことないです。
死ぬは安寧、生きるは地獄。一作目から変わらず決してヒーローなんかじゃないジョン・ランボーによる、アメリカンニューシネマからのただの娯楽アクション映画を経て、社会派だかスプラッターだか、情に厚いんだか殺人マシンだか分からんシリーズの変遷を経て、行き着く先としてこの胸糞映画は実に腑に落ちるものだ。全くもって正しく、屁理屈すら言えない。
けど私が観たかったのはコレジャナイ。。愚かな観客の予想を裏切って期待を超えていく、いや予想を超えた期待の裏切り方をする、クリエイターとしては評価するけどさ。
このやるせない気分どーしてくれんだ
あにお

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