オリオン

エスケープ・ルームのオリオンのレビュー・感想・評価

エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)
2.3
1972年 マーウィン博士は、米国の刑務所人口を減少させる方法を考案。
娯楽性と生存競争を融合し、自由を懸賞に囚人同士を戦わせたのだ。
各地から集められた囚人たちが赦免を賭けた秘密裏のゲームの実験台となる。
この手法は現在でも用いられている。
━━━━冒頭テロップより引用

小児性犯罪者、売春婦殺し、暗殺者(2人)、精神病患者という、そうそうたるワルの強者メンバー集結……
のはずなんだけど、登場人物の誰がどの犯罪者なのか全く説明がないものだから、キャラが立ってなくて面白味に欠けるんですよねぇ😮‍💨

ルームからエスケープするってよりは、広大な屋敷マーウィン邸からの脱出のほうが正しいですね。原題のほうが合ってます。

で、その脱出過程でいろんな部屋でワチャワチャする定番の流れなんですが、これがまたビックリするぐらい全然ワクドキしないんです☹️
ギミックやアイテムが弱いのもさることながら、何がどうなってるのかわかりづらい。
更には脱出ヒントの御託をならべるのですが、鑑賞者にはその意味や謎解きの醍醐味がミリも伝わって来ないんですよ🙄

オチに関しても、ここまでガマンして観てきた対価としては、あまりにもお粗末なありふれたオチだったのが残念でしたね。
制作陣はヒネったつもりなんでしょうけど🫢

もう少し頑張ってほしかった感が否めない作品でした。
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