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永遠に僕のものの0のレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.0
あーあ
疲れた
伝記だったのか
だから何だって話だが
しんどい

#永遠に僕のものファンアート ね
https://www.cinra.net/news/20190816-eiennibokunomono
迷いなくそういう方向で売ると決めた日本配給会社
ああそう

たまったもんじゃない
普通に生きている人の邪魔をするな
そんな感情でたまらなくなった。
みんな同じ、みんなもっと自由にすればいい、人生を楽しもう、だと。聖人君子じゃないことくらい自覚している。誰かを殺したくなるような、醜悪な感情を持っていることも。それを抑えずに在るが儘にこの主人公のように生きたら気が楽、かもしれない。その感情を抑えて生きていることをあざ笑う考えの持ち主どもに挑発されているようでイライラする。

見た目が美しい犯罪者ってだけで美化している作品では無いことは端端から感じ取れる。モノローグで何度も出てくる『善良な両親』が大事に大切に息子を育てていたことは分かるし、ピアノを弾く機会を与え温かな食事を作っていつも息子を待ち、気遣い、駄目なことは駄目だときちんと教えていた。それをこの非常識思考を持つ人間を育て上げた元凶かのような報道を入れたりして、このイカレポンチから冷静に距離を取っている描写もあったりしたからだ。

あーあ
音楽もインテリアもファッションもとんでもなくよかった。美しかった。ただ、疲れた。どうしようもない気分になる。
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