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永遠に僕のもののRIKAOのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.5
独特でした 1971年カルロス・ブッチがおこした凶悪犯罪 実話を元にしてるとは…恐ろしいな 原題が 天使…うんなるほどですね

カルリートスはブロンドの美しい少年その無垢にもみえる姿 この少年は抑える事を知らない というか出来ない 危なそうでも犯罪でも興味を持ったら全て即実行
作品を観る前はもっとサイコパスなのかと思ったけど 殺人を楽しむでも無く 心が全く虚無なのがもっと恐ろしいと思った

高校で知り合った危険な男ラモンに惹かれていく自分…どうしようも無い処理し切れない想い カルリートスの行動パターンからみると うん あのような行動にでるでしょうね 理解はしたくないけど分かる

少しダラダラとしたシーンも多かったので多少飽きましたが主役のカルリートスが最後どういう落とし所になるのか 興味深くて最後まで
私は最後の電車の中での彼の表情は 後悔ではなく 思い通りにならなかった悔しさと寂しさととりますが 皆様はどうなのかな 悔い改めるなんて言葉は似合わないね

実話のご本人は今も刑務所みたいですね
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