吟醸ともよ

永遠に僕のものの吟醸ともよのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
5.0
スペイン語の作品はなにげに初鑑賞で新鮮でした。
地域の色なのか仏作品のような洒落感を全編に漂わせながら、
主人公の気だるさの中に柔らかく横たわっているどうしようもない渇望(世間から見れば狂気ともとれそう)をあくまでとてもシンプルに描いていて、
実在したシリアルキラーを描いた作品としてのドラマティックな箇所をあえて淡々と描いている所にとても好感がもてました。

殺人者でなく1人の若き青年としての純真さと繊細さをもって在り続けるロレンソ・フェロがめちゃめちゃ善かったです。
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