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永遠に僕のもののaiのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.0
海外ものは苦手だけど、これはとても良かった。
主人公の狂気的な部分を得体の知れない静かな怖さで土台にしつつ、全てを包みこむレコードの音楽と愛情で妖艶に描き上げていた。
主人公に心奪われずにはいられなかった。
急ぐラモンを引き止めるシーン、急ぐな生きることを楽しまなくちゃ、そう伝えるカルリートスが印象的だった。自分は人生楽しめているかな、一分一秒を噛み締めなきゃな、自由に生きよう、そう思えた時間だった。
ラストの終わり方が凄く好き。そのシーンだけでこの映画の全てを物語っている気がした。
是非映画館で見て欲しい。
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