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永遠に僕のもののまるのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.1
カルリートスの翻弄され続けた2時間。これは純愛とも言えるのだろうか。
まるで“普通”“当たり前”かのように盗みを行う主人公。容貌までもが性別なども問わない、まるで「マリリンモンロー」のような美しさを身にまとう魅せられた。対するラモスは色気が解き放たれており、最期の2人のダンスからの車のシーンは見ているこっちがドキドキした。“永遠に僕のもの”にしたかったであろうカルリートスは、最後まで欲しかったものは得られなかったのであろうか。あのときなぜ拒んだのであろうか。バスの中で涙を流しながら初めて悲しみの感情を見せたカルリートスは一体何を考えていたのだろうか。
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