結論から言うと、一度観て損はない作品。
映画でありがちなBGMや脇役目線などは一切無し。完全にアスガーと、アスガーに繋がる緊急通報をしてきた相手と、アスガーが連絡した相手と、司令塔との間で物語が紡がれる。
会話の中で徐々に明らかになる現在進行中の事件の全容と、アスガーが過去関わっていたらしい事件の全容。
沈黙や焦り、荒れからアスガーの動揺や落胆する様子も合わさり、音と会話だけの世界に緊迫感が増し、引き込まれるていく。
最後も色々と今後の展開を考えさせられる終わり方で、一つの作品として完成度の高いものを観た心地になった。
