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THE GUILTY/ギルティの0000のレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
4.2
緊急コールセンターのワンシュチュエーション88分。

罪というあくまで主観的な考えは、真実でもなく嘘でもない。

警察、親、共通するのは''守る''という点。
守ることに必要なのは対に存在する悪。
誰かを敵に回すことで''守る''が成立する。
もしそれが善意に見えた一方的な意思だとすれば、悪意さへ善意になることだってあり得る事だと思う。
この映画は、''音''という小さな小さなヒントだけで、善意と悪意を判断しようとする主人公の身勝手さ。
これは観ている私たちも真実を探る前に、誰が悪い?誰が犯人?と考えてしまう所を皮肉に伝えている気がする。

こんな便利な時代だからこそ、想像する機会も増えるし、ハショることで簡単に善悪を決めてしまう。

想像は想像って事を忘れちゃったらダメだな。
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