Naoya

THE GUILTY/ギルティのNaoyaのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.2
緊急通報指令室のオペレーターの男は、細々と事件の電話応対をする日々が続いていた。そんなある日、一本の通報を受ける。それは今まさに誘拐されているという女性自身からの通報だった。シチュエーションスリラー作。電話対応のシーンで構成された内容だが、音だけでも物語を描かせる上手さ、想像させる面白さが際立ってます。展開も二転三転しており飽きさせず、基本的にカット割りはありながらもワンカットのような構成であり、独特な緊迫感が持続するので雰囲気は抜群。様々な緊張感を体感できる物語。結末に行くに従って、しっかりサスペンス色も強まってきて、全体的な出来栄えも素敵な、〝音だけの見えない事件〟の物語。
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