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THE GUILTY/ギルティのwksgknchのネタバレレビュー・内容・結末

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ギルティ
観た、良かった。
カタカナにしただけ、潔い。
でも今回はむしろギルティでは分からない笑
デンマークの映画とのこと。

主人公アスガーは警察の緊急通報の電話番をしている。
とある理由で、これはおいおい分かります。

ある1本の通報から物語は始まる。そこからノンストップ。
会話の相手は女性で、どこか会話がおかしい、涙ぐんでいる。
犯罪に気づくアスガー、しかも進行中、正義感から本来の役割を超えて助けようと動き始めるアスガー。
徐々に明るみになる事件から物語は思わぬ方向へ。

昨年観た「Search」に少し近いのだけど、ハッキリと違うのはこの映画の宣伝文句でもある、聴覚だけが頼りであること。また、通報センターという特性から受動的であることか。

もっと聴覚によって何かしら判明するのかと思ったけど、背後の音とかで何かわかるとか、ほぼ声で判断していた。
あと携帯の通話の基地局が移動するのだから、最初の通報からどこに進んでいくのかは推理できそう、点から線を推理するとかなんとか。

しかしアスガーのこの対応、女性の物言いを無条件に信じてるわけだけど、よくよく考えると男性が女性を弱者であり、虐げられている側であるという意識からの行動であることが深い。男性が悪い、という刷り込みであることに気付かされる。

終盤の展開はほんとにゾッとする、というか限られた情報の怖さよ。

ジェイク・ギレンホール主演でリメイクが決定してます。
楽しみ◎
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