夫の介護に明け暮れる毎日を過ごしていた、イーディ。夫が亡くなり、解放された時には自分も相当に歳を取っていた。
でもスコットランドの山を、一人で登ってみようと決意し、実行する。
同じ女性として、なんだか色々と切なかった。一人盛り上がって、挑戦してみるイーディーだけど周りは冷ややかだったり茶化してきたり。
信頼できそうな唯一の若者ジョニーも、どうやらお金目的だとわかり、そりゃあそうだよね…こんな老婆だもんね…と落ち込んだり。
何も悪いことしていない。ただ一生懸命生きて歳をとっただけなのに、こういう仕打ちが待っているのか〜と、泣きたい気持ちにさせられたけれど、主人公のイーディー自身が吹っ切れてからは、清々しい気持ちで見守ることができました。
挑戦を諦めようと、何をしようと、馬鹿にしてくる人たちなんて、責任を取ってくれないどころか気にも止めないですもんね。自分の人生はやはり自分だけの物だと思いました。
