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ハロウィンの3110136のネタバレレビュー・内容・結末

ハロウィン(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

まったくの勉強不足でしたが、この《ハロウィン》はシリーズ物で、第1作目の40年後がこの作品という位置づけだったのですね。人気シリーズなんですね!こういうシリーズ物は1stを観ないと行けないのに、やってしまいました…(大体続いている物は1stは名作で、それ以降はダメなケースが多いですけどね)。登場人物の関係性などまったく分からないままで見始まりまして、映画を見ながら半分くらいは頭に入ってきましたが、ちょっとあやふやです。

初めは孫アリソンが主人公かと思いましたが、本当の主人公はローリー・ストロード(スーパーお婆ちゃん)ということでしょうか?親子三代(婆娘孫3人)が主人公かな?ある意味マイケル・マイヤーズ(ブギーマン)?

マイケルは40年間一言も喋っていないそうで、(というか、移送車から逃げたあとも一言も喋っていなかったような…)人間ですが一切感情はわかりません。ただ、主治医のコメントなどから推測するに「ローリーと対決するのを40年間待ち続けていた。ローリーはマイケルにとって好敵手だ」的な、お互いがお互いを殺すために生きてきた的な関係なんでしょうか?合ってます?

冒頭の施設訪問や移送車の事故、ネットニュース記者2名がガソリンスタンドで殺されたあたりまでは、結構ドキドキしながら観ていたのですが、それ以降は割りと《ビックリ》と《惨殺》になってしまい、個人的な感想は「う〜ん…」という感じです。※マイケルが子供を殺していないのは評価ポイント!

いくつか良かった点を
●トイレでの惨殺
あのシーンは怖いですね。《トイレの個室》の表現て使い古されてますが、未だにドキドキできる。なんであんなに怖いのだろう。(え?私だけ?)ちょっと考えてみたんですがどうでしょうか。
・想定理由1:想像できるから
トイレの個室は誰でも入ったことがあるし、トイレの構造もみんなわかっているので想像(感情移入)しやすいから。
・想定理由2:トイレの隙間
トイレって上も下も、なんなら扉部分も隙間がありますよね。外の雰囲気がなんとなくわかる。音とか振動で。誰か来たのがわかる。なんだろうと思って下を覗くと、相手も覗いてたパターンはビビりますね。
・想定理由3:無防備
トイレに入っている時はパンツを下ろしていますので、基本無防備。無防備の時は怖い。
・想定理由4:袋小路
トイレの個室はその先に逃げることはできず、まさに袋小路。扉が開いてしまったらもう最後。

トイレのシーンはとても好きです、怖い!ボケた背景に白いつなぎが歩いているのと、女性がトイレに行くで「あ、女性死ぬ!あるいは、死にそうになる」ってのがわかります。フラグってやつですね。記者二人が全く抵抗できないのも怖い。特に男性記者は可哀相だな。パートナーの女性記者を守れなかったことを認識しながら死んでいくんだもんな。ボッコボコだし。怖い&痛い。

●防犯ライトの点灯
防犯ライトがつく。誰かが立っているが逆光でよく見えない。ライトが消える。次についた瞬間距離を詰められていて攻撃される。これ良かったです。「来るぞッ!来るぞッ!」って分かっていながらもドキドキしました!

ちょっと微妙だった点
●マイケルは基本歩き
マイケルは走りません、歩いて来ます。これはこれで怖いですね、走れば良いってもんじゃない。ですが、スピードはないので、急に襲われた場合は別ですが、頑張れば逃げられるんじゃないの?って思っちゃうんですよね〜。ヤボですか?警察ももっと頑張って追い詰めろよと。

●ローリー宅でのラストバトル
ローリーはこの日を待ちに待っていた割りに、自宅でのラストバトルがいまいちしっくりこなかった。最終的には地下室に閉じ込めて、火を放つわけですが、そこまで覚悟が決まっているなら、もっとうまくできたんじゃないの?って気がします。「お前、実際にマイケルと対峙してみろ!」って言われたら「ごめんなさい」と謝りますが。親子三代でマイケルと戦ったのは爽快感が合って良かったです!


やっぱり1stを観るべきでしょうね。
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