まさかの喧嘩抜きのハイローという、カツを抜いたカツ丼のような発想から、ここまできちんとした人情コメディ映画が出来上がるとは驚き。
クサくてベッタベタのドラマという、過去シリーズでは短所になりがちだった要素がむしろ鮮やかな長所に反転している。
クライマックスのパーティーシーンでのダンスミュージカル風演出はさすがLDH製という出来映え。
しかもそこからのメインゲスト一家の展開には感動で割とガチ泣きしてしまった。
お騒がせ3人組のDTCが主役だが、偶然居合わせたラスカルズの若手と達磨一家の若手が協力してくれる展開も爽やかで嬉しい。(パーティーでの白いスーツと赤いスーツもわかりやすい上にキマってて良し)