まず、タロン・エガートン歌うますぎんか…俳優の割に上手いとかのレベルではない、純粋に歌手としての技術がえげつない。好き。
そしてルックス・振る舞いともに絶妙なイケてなさ(適切な表現がわからない…)を纏い完全にエルトンになりきった演技力も凄まじい。ほんとに好き…。
ミュージカルの悪いところ、ストーリーで十分に感情移入させきらないうちに突然歌い出す感は否めない。が、映画ならではの演出の数々は、エルトンの心情表現として楽しかった。
両親からの愛情の欠落も、恋人の裏切りも、酒とドラッグに溺れる日々も、それぞれ悲惨で苦しいけど、それらが素晴らしい楽曲の礎となったこともまた事実。最後に自分自身を抱きしめてあげられて、救われる思いがした。
エルトン・ジョンの曲ちゃんと聞いてみよう!