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ロケットマンのKのネタバレレビュー・内容・結末

ロケットマン(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

レジー改めてエルトンジョンの自伝。
まさにそれはロケットのような、華々しくて儚い人生だった、、🚀

幼年期→少年期→青年期へと素敵な音楽とともに軽快に移り変わっていくのがミュージカル感あって素敵だった。世代でないので知らない曲も多かったけれど、どれも好みの曲だった。最初の衣装の伏線回収感も好き。

大切な親に関心を持ってもらえなくて自分の長所に気づいてもらえず、認めてもらえなかったり低く見積もられることや成功しても自分自身を見てもらえないことって本当に残酷だし、いつまでも残る辛い記憶や低い自己肯定感の礎となってしまいその後の努力でどんなに大きな富や成功を得て満たされたとしてもどこかに残るんだなと改めて感じた。

関心があれば誰もが気づくほどにレジーが王立音楽院に奨学金で行ける才能があると言われたことに対し父親が「こいつにそんな才能が?」と言われ、そんな父親に成功した後レコードにサインしてくれと求められて、認められたと思いきや友達向けだったのも、「お前は独りぼっちの人生を選んだ」「一生愛されない」「お前を産んでどれだけ失望させられたかわかるか」と母親に言われることも壮絶すぎて。うちの両親も似たような面があるのでわかりすぎて悲しさが増した。
本当にどうやったらああいう行動平気で取れるんだろうな😔悲しい、悲しいすぎるよ、、最後には本当の愛を見つけたとのことで本当によかったよ、、

小さなクラブで男性が言っていた「過去の自分を殺すんだ。なりたい自分になるために」ということは方向性間違うと自滅してしまいそうでよくないけれど大事かもしれない。

レジーが最初に耳コピしてピアノで弾いたスケーターズワルツ、幼稚園の頃ピアノの発表会で初めて弾いた曲で個人的にテンション上がった。

2021年21本目
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