タツベイ

3-4x10月のタツベイのレビュー・感想・評価

3-4x10月(1990年製作の映画)
4.0
同監督の他作品に比べると少し物足りなさと、見劣りする感じは否めんかった。それでも相変わらず笑いとバイオレンスを兼ね備えた北野武特有の映画の色はしっかりと出てた。
たけしのDVシーンだけはさすがに見てられんかった。女性への突拍子もない暴力は今までのどの暴力描写よりも、見てていい気持ちにはなれんかった。何かあの性格に意図はあったんかな?謎深まるばかり。
見どころといえば、極楽鳥花のシーン。これだけでも観る価値あり、と言えるくらいあのシーンだけは鮮明に覚えてる。「キタノブルー」とはまた違った映像美でした。
あと若い頃の石田ゆり子が可愛らしい。もっと出てほしかった。
なかなかうまく言葉にまとめられてないけど、北野武監督作品が好きな人の中でも好みが分かれそうな映画。
(気づいたら300本目の映画でした)
タツベイ

タツベイ