鍋山和弥

キングダムの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

キングダム(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦乱の世の中国。エイセイが、中国統一に、本格的に乗り出す前の、内乱の話でした。この映画は、歴史映画というよりは、ファンタジーとして、見る映画かなって感じですね。映画の戦闘シーンのノリは、『るろうに剣心』というよりは、『あずみ』といった感じですね。あんなキャラは、実際の戦場では、いないでしょうが、生き様は、感じる所が、あると思います。物語冒頭、2人の少年が、奴隷として出会います。シンとヒョウです。2人は、奴隷の日々に、絶望せず、剣の腕を磨くため、互いに、剣で勝負します。この考え方、まさしく、練習より実戦。そんなある日、ヒョウは、スカウトされます。剣の腕を、見込まれてのことと、思いきや、実は、容姿が、エイセイに、似ていたため、エイセイの影武者としての、ことだった。そして、ヒョウは、エイセイになりきり、死にます。そんなヒョウは、再び、シンと再会し、エイセイのことを、シンに託します。そうして、シンは、エイセイのことを、信用しないながらも、エイセイを守る刃となったのである。物語の中心の、エイセイ、シン、ヒョウ。3人共、胸に信念があり、カッコいいですね。奴隷の身ながらも、剣で、天下の大将軍を、志したヒョウ。ヒョウが、居なくなって、それでも、天下の大将軍を、目指し、剣の腕を磨くシン。エイセイは、この戦乱の世を、終わらせるため、中国の統一を目指した。どの生き方も、カッコよく、惹かれますね。でかい夢のための覚悟。やはり、カッコいいですね。『るろうに剣心』の幕末に、近い所がありますね。戦乱の世を、終わらせる覚悟。
鍋山和弥

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